つい最近やっと

皮肉なもんだね。音楽を完全にあきらめて就職の道を歩き始めたとたんに、ギターとジャズが面白くなってきた。このごろやけにJazzのストリームを聞いている。時おりギターを出しては一人セッション状態。
特にセロニアスモンクとか、ウェスモンゴメリー、マイルスデイビス、ディジーガレスピー、チャーリーパーカーあたりを聞くと心踊る。無性にギターが弾きたくなる。このあたりの人らの演奏を聞いて「ジャズやりてぇって」思ったんだよな。特にモンクはくるね。なぜだろう。あの人の感性って独特で面白い。
でも、あまりにひさしぶりで左手に力が入らない。ま、こんなもんか(笑) ついでにギターの弦も張り替えなきゃ。錆だらけです。
ちなみにオイラはギター弦にはかなりこだわりがある方です。ジャズの弦って普通のロック用の弦と違って1弦が015とかそこいらへんの太さから始まる。ロック弦でいうところの2弦の硬さくらいから始まるセットです。ロック弦ってのは1弦〜3弦がプレーン(巻なし)で4弦〜6弦が巻弦なんだけど、ジャズのは1、2弦がプレーン残りが巻弦です。よくあるのはフラット弦といって、表面がつるつるしてるやつなんだけど、それはじつはいまいち好きじゃない。アコースティック弦やロック弦と同じラウンド(グルグル巻がそのまま残っている、痛い弦)が好きなのですよ。これが結構高い(笑) そして、その需要からかねぇ。ものがなかなかないのですよ。まだ。ストックがあるんだけどね。どうも、ケチケチ根性が出て張り替えられない。それをエピフォンの335タイプのギターにもはってたからかなり根性ものです。ちなみにメインのギターはそらぁでっかいラウンドトップのジャズ専用ギターです。
ま、そんなこんなですけど、たぶんオイラからいろいろなものをとったらきっとジャズがのこります。でもね、あれはなかなか出来ない。運の要素が多すぎる。
人生をギャンブルに使うほどの余裕がない自分が悔しい。