TC:Eの検索でこられる方が意外と多いようなので

現状のインストール方法をまとめておきます。前に書いたインストールの方法は旧バージョン向けです。
ちなみにTC:Eはlinuxでプレイしております。ディストリビューションはFC5です。GNOMEデスクトップ環境でのインストールが前提ですが、そのほかのデスクトップ環境への応用もさほど難しくはないと思います。というか、コマンドメインで書いておきます。ちなみにOpenGL環境は自分で構築してください。ここで紹介しているインストール方法は主にlinuxでTC:Eを遊ぶためのものです。サーバ用のインストールにも応用できるかと思われますが、私がサーバーを立てていないために参考にならない部分が多いかもしれません。


インストールの大まかな流れ

  1. 必要なファイルのダウンロード
  2. W:ET 2.60インストール
  3. W:ET 2.60bアップデート
  4. TC:E 2.90インストール


まずは必要なファイルです。
FireFoxなどのWebブラウザーで本家もしくは日本のTC:Eサイトのサーバを利用してダウンロードしてください。また、これらのサイトには有用な情報がたくさん掲載されています。もしまだご覧になってない場合一度目を通すことをお薦めします。

et-linux-2.60.x86.run
ET-2.60b.zip
true.combat.elite_0.49-english.run

ファイルはhomeディレクトリにダウンロードしてください。もしデスクトップなどにダウンロードした場合はhomeディレクトリ(/home/{あなたのユーザー名})にコピーしてください。

[YourUserName@host ~]$ cp /home/{あなたのユーザー名}/Desktop/*.run /home/{あなたのユーザー名}
[YourUserName@host ~]$ cp /home/{あなたのユーザー名}/Desktop/*.zip /home/{あなたのユーザー名}


W:ET2.60をインストールします。

[YourUserName@host ~]$ su
パスワード(P):{管理者パスワードを入力}
[YourUserName@host ~]# ./et-linux-2.60.x86.run

表示されるダイアログにしたがってインストールを進めてください。使用許諾に同意して、PunkBusterを有効にするのを忘れないようしてください。PunkBusterはチート防止用の監視ソフトのようなものです。PunkBusterが有効になっていないと接続できないサーバもあります。また、後からこの設定を変更することも可能です。


次にET-2.60b.zipを解凍してW:ETを2.60bにアップデートします。

[YourUserName@host ~]$ unzip ET-2.60b.zip
[YourUserName@host ~]$ su
パスワード(P):{管理者パスワードを入力}
[YourUserName@host ~]# cp -f Enemy Territory 2.60b/linux/* /usr/local/games/enemy-territory
[YourUserName@host ~]# rm -rf Enemy Territory 2.60b


最後にTC:Eをインストールします。

[YourUserName@host ~]$ su
パスワード(P):{管理者パスワードを入力}
[YourUserName@host ~]# ./true.combat.elite_0.49-english.run

別段難しいことはないと思います。使用許諾には必ず同意してください。


あとは日本のTC:Eサイトを参考にしてゲームの設定をしてください


以下は設定中に必要になるかもしれないパスです。

autoexec.cfgを設置すべきパス:/usr/local/games/enemy-territory/tcetest/
ユーザーごとの設定ファイル:/home/{あなたのユーザー名}/.etwolf/ lsで中身を確認してみてください。

以上です。間違いなど見つけられたら気軽にコメントをつけてやってください。linuxでTC:Eをやること自体が間違いだ! という指摘は無しですよ(笑)。他にもわかりやすいサイトがあるかもしれませんが、一応前に書いたので今回もまとめておきました。他意はございません。この本文を参考にして「さらにわかりやすいコンテンツを然るべき場所に、しかるべき形で掲載したい!」という場合はどうぞご利用ください。今日のこのエントリーを解説文の作成に使う場合に限ってはトラックバックもことわりも別段必要ありません。もし、気に入ったら好きに使ってやっていただけると幸いです。