晩飯を家でくっていたわけです。で、物申すなのですよ。怒っているのです。

テレビなんか飯時についているうちなんすよ。んで、久々にテレビ朝日の「愛のエプロン」という料理対決番組をみていたのですよ。


すげぇ不愉快になった。


劇団ひとりですよ。

そして彼を泣かせて笑いものにしている共演者ですよ。


いやね、テレビで泣くななんて言いたいのじゃないのですよ。なんかね


凄惨なイヂメの現場を見ているみたいで。


憤慨しそうに不愉快だった。

あの泣きかたって、男が本当に憤慨して命懸けで怒るときの泣きですよ。あれを本当の生活でやるシーンって絶対笑えない場面ですよ。それをさも面白いことのように扱うテレビと出演者に呆れ果てた。否、人間のもっとも汚い部分を見ているとしか思えなかった。

そらね、タレントのみなさんは打ち合わせとか一緒に競演した勘とかで「問題なく」やっているのは解かっているのですよ。

でも、それを視聴者全員が解かっているとは限らんだろ。

何よりも生理的に不愉快だった。

せっかくの家族との夕飯も台無しになった。

あんな番組を収録し晩飯どきに公共電波にのせてしまう
テレビ朝日におおいに不信感をいだいた。

そして、私はチャンネルを変えようとは思わなかった。それは劇団ひとりなり、共演者なりの素晴らしいフォローがあるはずだと期待していたからだ。たしかに劇団ひとり君はフォローを試みていた。

でもあれじゃ、余計不愉快になるんですが。
プロのタレントとして失格していると思う。

人には出来ることと出来ないことがある。今日のアドリブの(もし台本に書いてあったならなおのこと問題だ)泣き芸はバラエティータレントとしてあるまじき芸だと思う。彼は彼で面白いこともできるし、他にも才能があると聞いた。

だから思う。
番組編成ってのは適材適所を考える場所じゃないのか?!

適材適所にタレントを配置できない編成、無理な仕事を請け負って無理矢理面白くしようとする劇団ひとりこの双方のエゴが今日の不愉快な番組を作ったのだと思う。
能力の劣る人間の仕事だと思った。

日本のテレビ番組は落ちるところまで落ちたな。

ちなみに、私は普段ここまで人を非難することはめったにない。
今日は本当に不快な思いをさせられたよ。