ってか、本音をいうと色々不安なんだ。

上には色々仕事のこと冷静に分析しようとして書いたけど、実はただ単に不安なんだ。仕事のこと、恋愛のこと、たった一人いる母という家族のこと。
まぁ、母には随分親不孝も親孝行もできたと思う。あとはお金のこと。せめて家の安全くらい確保してあげたい。今ガス台が非常に危険なほど壊れかけているのだけど、それすら買い替えてあげられない自分が情けないなと思う。
でも、母との関係はようやっとまともになってきた。
母は以前は俺の帰りが遅いとか、飯の都合がとか、そんなことでよく文句をいっていた。社会で働いていても、なかなか俺の世界は拡張できなかった。一人暮しをすると言い出したときは猛反対された。仕事やめるとか、生活のすべてを俺にたかるとか色々なことをいっては俺をそばにおきたがった。結局大義名分をつけてボストンに旅立ってもその呪縛から逃れることはできなかった。一度たりともそのことでまともに話を聞いてくれたことはなかった。
でももう、そばにいてくれってわがままをいうことは無いと思う。連絡さえ付けば大丈夫なくらいにはなってくれた。そばにいるという親孝行は充分にしたよ。半面親不孝でもあったけど。この2年くらいというのは実家ですごし、母のこともそれなりに気をつかえる時期だったと思う。親子間の問題やすれ違いについてもたっぷり話せたし。お互い一定の理解はできたと思える。母に関してはこの先俺の自由を確保させてくれそうな位話もできた。というか、実は生まれてこのかた一番世話になったけど、一番苦労したのはこの母という人。なかなかまともに話を聞いてくれる人ではなかった。でも、やっと親として俺を開放してくれそうだよw ある程度の信頼は確保できた。親子関係は最近になってようやっとまともになってきた。
母は最近、面白い本を見つけて読んでいる。それがえらい良い本だ。俺も母の読み終わった部分から読んでいる。宗教でもなく、哲学でもなく、事実を冷静に分析した本。幸せに生きるということを書いている本。母は前にも買ったらしいが、理解できなくて返品したそうだ。今はその本の内容の重大さが解かったようで、しっかり読んでいる。その本のおかげもあって母はかわりつつある。ま、翻訳本だし内容が内容だけにすげぇ読むのが大変な本。ちなみにここで紹介ができないのが残念。ってか、普通には買えないw 一般の書店流通は一切とおってない。俺も一式自分のが欲しいけど、高くて買えないw ちょっと読ませてもらったけど、随分ためになっていると思う。世の中の嘘が随分はっきり見えるようになってきた。
ちなみに母は若いころに傾倒した共産運動とか、親父のこだわってた全体主義とか、そういったものの害悪について理解を深めたもよう。そして、自分の思考にそれらがいかに悪い影響を及ぼしていたか自覚した模様です。そのことで随分とポジティブな人間にかわってきつつある母に感心しています。
俺はというとその本のおかげで自分がいかに正しい恋愛感をもっていたかが解かった。ただ、それが世間にたくさんある嘘っぱちの価値観のおかげで正しく思えていなかった。結局俺は正しかったんだなぁと思った。そして、恋愛がいかに大事なものかも再認識できた。そして、同時にたくさんの努力も必要なものだということ。人生の主目的にしても構わないものだということ。これらも解かった。本当の恋愛を維持していくためには色々な努力も必要だ。そのことが原動力になっている人生だって素敵だと思うようになった。
ただ、不安なのは今まであまりに回り道をしてしまったから。ちょっとだけ、色々なこと全てに臆病になっているんだと思う。きっと答えはシンプルだ。いざ動きだせば「なーんだ」と思うほど、ことは順調に運ぶのだと思う。ただ、今は一歩一歩チャンスのあるものから動きだすしかない。
まぁ、いろいろ一度にかわりそうな気配で不安なんだな。でも、そういうものだと割り切っておいた方がいい。そのほうが踏ん切りがつきそうだ。
実は仕事を変えることで不安なのは、自分の時間の作り方が変わってしまいそうなこと。そのことで、恋愛をまた逃してしまうのじゃないかと、それが不安。また、余裕なくなるから。仕事かえるってそういうこと。
ま、今日は全然考えがまとまらないね。こういう日もあるってことで。最後まで読んでくれてありがとう。
もうすこし、考えてみるよ。